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nIALL Project/帯広 ワークショップ「post-it」
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reported by 松園良仁&白石圭
ニアルプロジェクトがつくってきた「架空の住宅展示場」で、最後のワークショップが行われました。現代の住宅地でこれから人がどうやって生活するのか、4回のワークショップを通して描いてきましたが、この場所には、まだ地名や所番地が有りません。
今回のワークショップでは、4月から制作に携わってきた学生などを中心に12名が、自分たちが作ってきたその場所をもう一度歩きながら、いまだ名付けられていない土地に、どのようにして名前を付ければ良いのか議論していきました。
期間限定の住宅展示場内で、人がこれから生活していくことのシミュレーションを通し、その場所にどんな魅力的な価値を与えられるかを確かめる作業でした。その場所がこれから変化していくときに、そこで人がどう振る舞えばよいのか、とっかかりを与えるような土地の記憶を探すことでもあったようです。
地勢、植生からその場所の独自の名前を付けていったり、風景の見え方からその場所を特定していったりと、それぞれに独自の、12通りの地名、住所の付け方が提案されました。
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