『デメーテル』展に合わせて開講される、柔らかな「学校」。総合ディレクター芹沢高志が媒介役を務め、6回の開催を予定している。たとえば川俣正たちが進める「カフェ・トーク」との連動や、札幌大学教授今福龍太の「封印された呪文を解く」など、なにが飛び出すかわからないカリキュラム。さまざまなかたちで、閉塞したシステムに風穴をあける試みを行う。
9月23日(月・祝)デメーテル学校006「デメーテルでなにが起こったか?」
時間:18:00-20:00
場所:デメーテル会場・インターゾーン
総合ディレクターの芹沢と地域ディレクターの佐野まさの氏(環境アート2002ディレク ター)と寺嶋弘道氏(道立美術館学芸員・帯広在住)の対談。デメーテルに関わった、多くのサポートスタッフや関係者などの意
見感想を織り交ぜながら、十勝を舞台に開催された国際アート展の意味と未来につい て考える、ゆるやかな意見交換の機会としていきます。
7月10日(水)001
ゲスト:川俣正(デメーテル招待アーティスト)※終了
8月3日(土)002 ゲスト予定:今福龍太(札幌大学教授)※終了
8月10日(土)003
18:00-20:00 @インターゾーン
ゲストにS-AIR(札幌アーティスト・イン・レジデンス実行委員会)事務局長である柴田尚氏を迎え、「ライフ・スタイルの中の現代アート」をテーマにサポートスタッフのデメーテルとの関わりについて、総合ディレクター・芹沢高志と対談。
※S-AIR(札幌アーティスト・イン・レジデンス実行委員会)…海外現代アーティストを一定期間招聘して、アトリエや住居を与え現地制作や展覧会など発表の機会をサポートする非営利団体。※終了
8月22日(木)004
19:00- 21:00「『デメーテル』なんで帯広で?」@インターゾーン
ゲスト:熊倉敬聡(慶応義塾大学助教授)熊倉純子(東京藝術大学助教授)※先着50名様 ※終了
9月1日(日)005 ゲスト:アートジャーナリスト 新川貴詩
「新川貴詩の直感流デメーテル・ガイドツアー」
恋に理屈や遠慮はいらないように、アートだって、理屈や知識は片隅において、堂々と楽しんでも大丈夫。「予備知識がまったくないから現代アートはちょっと……」と尻込みしている方々、心配はご無用です。
というのも、現代アートを見るのに必要なのは、知識よりも直感。だいたい、「見たことのないものを見せてくれる」ことが現代アートの魅力のひとつ、だとすれば、知識だけではとうてい太刀打ちできません。
そこで今回は、実際にデメーテル出品作を見て回って、直感でアートを楽しむ術をお伝えします。
16:00 集合インターゾーン
16:15 ツアー出発(参加希望者は半券提示)
17:45 ツアー終了、インターゾーンにてまとめ
18:00 終了
新川貴詩プロフィール:
美術ジャーナリスト。1967年生まれ。早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒業、 同大学院情報通信専攻修了。
出版社勤務の後、執筆活動を開始。新聞や雑誌に主に現代アートに関する文章を発表。著述に加え、展覧会企画も務める。主な著書に「残像にインストール 舞台美術という表現」(光琳社出版)、「明和電機会社案内」(アスペクト)、「小沢剛世界の歩き方」(イッシプレス)など。
主な展覧会企画に「第2回 アートライフ21 JOIN ME!」(スパイラル)、「佐賀町2000」(佐賀町エキジビットスペース)など。
●参加希望者は、予約と入場券が必要
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