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2002年06月7日(金曜日)
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芹沢ディレクター5月15日、N.Y.に出発
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芹沢ディレクターが、インゴ・ギュンター、オノ・ヨーコたちとのミーティングのためにN.Y.に立ちました。
オノ・ヨーコ氏の作品は、空をテーマにした「Sky TV」。
今回のN.Y.でのミーティングの際には北海道大学地球環境科学研究科の小野有五教授にインタビュアーとしてご同行いただきました。
また、インゴ・ギュンター氏と芹沢ディレクターとは89年の「ワールドプロセッサー」プレショウを皮きりにその付合いは古く、気心知れた仲なのですが「魅力はあるけど、いまだに蔡さんと並んで、最も悩まされる」アーティストなのだとか。記者会見で発表した十勝の人々の体型をスキャンする「トカチマン」のプランも現在は中止。しかし、今回のN.Y.でのミーティングでなんとかインゴ・ギュンター氏のプランが固まったようです。

オノ・ヨーコの「Sky TV」、アクティブに始動
勘のいい方ならお気付きかもしれませんが、小野有五氏は実はオノ・ヨ−コ氏の従兄弟。その不思議な縁に芹沢ディレクターも感嘆の声をあげていました。芹沢ディレクターの報告は以下の通りです。
「小野有五さんのお力もあり、最高のインタビューが取れました。なんとダコタハウスに招かれて会談し、スタジオでインタビューを収録した後、最後にはランチまでご一緒しました。オープニングにお越し頂くのは難しいかもしれませんが、我々としてはコンマ1%の希望は捨ててません。『Sky TV』は彼女にとって非常に重要な作品で、それが発表できるということでヨーコさんもすごく喜んおられるし、それを歓迎しているDEMETERに対しても評価を頂きました。ところで、作品の装置となる空の映像を映す81台のTV集めるという課題があります。一般の方から、使わなくなったTVを頂いて、それを利用するというアイデアがあり、そのTVの募集を勝毎紙上でやることにも了解をいただきました。それも協力して欲しい‥…というのではなく、『私と一緒に『Sky TV』を作りましょう』というポジティブな呼びかけにしたいのことでした」

インゴ・ギュンターは「金の馬の骨のプラン」!?
インゴ・ギュンター氏の作品制作をサポートしているP3の伊藤忍は今回の展示コンセプトについてこのように語ります。
「テクノロジーとアート的手法を用いて、「帯広競馬場」という場の持つさまざまな要素を分析解明し、再構築して人々に提示する。馬の遺伝子情報、競馬というギャンブル、賞金、それに関わる人々…。ひとつのサイトに繰り広げられる物語が果たしてどのような形で我々の前に登場するのか、予断を許さない」
そして、N.Y.でのミーティングでは下記のようなアイデアにまとまった様子。これも芹沢ディレクターの報告から…‥。
「ゴーストダンス(?)を踊る金の馬の骨のプランで盛り上がり、この方向で検討に入りました。屋外で金色(貨幣のシンボル?)に塗った馬の骨格が風にゆれる…そんなイメージかな?いろいろな解釈が可能ですが、競馬と情報資本主義とサイトメモリーから読解が可能な、きわめてインゴ的な世界が生まれると思います」
つまり、バラバラになった馬の骨のモニュメントのような作品になる模様です 。

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