ユニット結成から、独特のノリで展覧会を実施し平らな活動をしている彼らは、今回「コースター」という製品をプロデュースする。
製品化する段階で、コースターのデザインに他のアーティストの作品画像を取り込み、できあがった「ロッパコースター」を帯広市内の飲食店で実際に使用してもらうよう呼びかける。
ロッパコ自体も普段別に活動をしているアーティストの集合であるし、このロッパコースターに作品を提供するアーティストも、ここ以外の連動はない。
もちろんアートプロジェクトと意識せずコースターを使うことになる飲食店の客も、これら連なっていないものが「ロッパコ」というシステムによって、地下水脈のようにネットワーク化されていくことに気づくことになる。
タイトル:コースターギャラリ−「コップの下の風景」
彼等は自分たちに「なにを持ってアートとするのか」という議題を課した。ありふれた日常をコースターに見た彼等は、帯広の街で「コップの下の風景」を『ささいな非日常』に変えようと提案する。「展示環境はグラスの下で」というのがギャラリーの一番の売り。
期間:7月12日〜8月20日 12:00〜18:00(水曜定休)
●コースター店舗で使用開始時期 7月12日〜なくなるまで(各営業時間による)
●コースター展示期間(NCアートギャラリー)帯広市大通南8丁目(南向き)
LOPPACOletter企画
活動開始時から、展覧会をおこなう土地土地で、「手紙」という形態をとった「LOPPACOletter」を発行してきた。今回は、デーメーテルの「サポツーvol.4」誌面上で「LOPPACOletter VOL.6」を展開する予定。
作家滞在日程:6月15〜20日・7月6日〜8月25日
構成メンバー:宮嶋宏美、 武田浩志、 久野志乃 、川村亜水、 野上裕之 、小川陽 |