帯広市内で人気の高いブランドのショップ内に、立体の作品を設置する。
これは店舗としてデザインされた空間、とりわけ商品である洋服を販売するためにとられた、「余白」部分を千葉の作品で埋めるスタイルを用いる。
帯広の店舗には、おそらく札幌などの都市圏よりもゆとりを持って広広としたフロアがあるが、意図的にその空間そのものの立体を設置することで、日ごろ意識することのない「余白」や「スペース」を体験することになる。
タイトル：[catch yourself]
H1500mm×W1500mm×D13600mm コンパネ、アングル、塗料
商業空間の中に突如設置される白い巨大な箱。その閉ざされた空間（箱）のわずかに開かれた隙間から内部を覗き込むと、身体は急激な負の世界へ解放され、自らの負の精神に抱かれる。物理的な内と外の中間に彼の作品が入り込む事で人間の精神活動になにかしらの変化を与えるだろう。（千葉有造）
タイトル：[plenty of time]
H30mm×W210mm×D150mm ブロンズ
場所：1、age
of Blue Shop 45rpm 帯広市西2条南9丁目ホシビル2F 0155-23-0045
2、R by 45 rpm 帯広市西1条南8丁目
期間：7月7日〜8月下旬 10：30〜19：30
作家滞在日程：7月6・7・12・13・14・20・21・26日〜8月7日・18日〜25日 |
